【購入マニュアル~part11~】太陽光発電所の購入時のトラブルをイメージする

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防草シートの置石

 こんばんは本日は次のポイントについてレクチャーさせていただきます。

 それは…21どの業者に依頼しても起こり得る事故などをイメージする

 です。

 皆さんどの方たちも出来れば優秀で経験が豊富で丁寧な施工業者さんに発電所の建設をお願いしたものですよね。

 

 わかります。私もその一人です。

 

 しかし住宅の場合もそうですが当たりはずれがあるのが世の定め…

 

 

  しかしよくよく調べておけばその予兆が見つかっていたかもしれません。以前の記事でもお伝えしましたが電話対応やメールの頻度、返信レスポンス等々考えればメールして1週間以上返信がないとか電話しても出ない、かかってきても要点のわからないような内容ばかり話して結局進捗状況がどうなるのかどうなっている中がわからない。

 

  といった業者もいました。そんなんではこちらもイライラするばかりで居ても立ってもいられません。いつも四六時中そのイライラばかりを抱えていては本業にも差し障ります。

 

 ではどの業者に依頼してもイレギュラーなことは起こるということはあります。

 

 現にこれだけ気を付けていた私でもそんなことはありました。

 

 それは発電所の架台が沈下していたことですがそれはいずれ記事でアップさせていただきます。

 まず想定しうる事故修理としては皆様予想はつきますか?

 

・パネルが架台から外れそう(外れた)

・パワコンが故障した

・フェンスが倒壊した

・草が生えて除草しないと発電量低下や火災、近所からのクレーム

 

 その程度でしょうか。大体故障や除草の管理など。

 意外とこの中のどれかに収まるのではないでしょうか?

 

 その一方、イレギュラーなことというのはイレギュラーなだけあってあまり想定していないことがイレギュラーなわけで太陽光運営をしたことない方にはイレギュラーなこと自体が騒々し方のではないでしょうか。

 

・地盤が軟弱で架台が沈下してしまった(はい、私です)

・崖に作っていて擁壁が必要になった

・水害及び排水処理が不十分で架台が傾いた、近所に被害が生じた

・土砂崩れに巻き込まれて発電所が流れて行ってしまった

・太陽光発電所の北側にある山が崩れてきた

・南側に突然ビル、アパートが出来てしまった

・近所から太陽光パネルの光が強くて室内の温度が上がってしまったどうしてくれるのか?などの根拠が薄いクレーム対応

 

 これらイレギュラーは予期もしていなければ起きてしまっても業者が悪いのか私の過失が大きいのかわかりませんよね。

 

 もちろん弁護士等に相談すれば白黒はっきりするのでしょうけれど費用が高い。そして時間を取られることが非常に多くなる。

 

 そしてお金をかけて訴えても相手方業者が負けを認めて施工するとも言い切れない。

 

 弁護士に私もある件で依頼する機会がありまして一度の相談で(30分)3000円。

 

 一つの業務を依頼するだけで3~5万円。裁判となるとさらに費用も上がり20~30万円は軽く飛んでいきます。

 

 その結果相手方が応じてくれるのかはまた別問題なわけです。

 

 

 上記イレギュラーな事として6項目上げさせていただきましたがどれも争うことになりそうな予感ムンムンです苦

 

 そこで弁護士に依頼しなくても済むようにしっかりと書類が作成されているかを確認することが重要です。私の契約した業者の場合には取引に関する条項が定められていました。

 

 地盤沈下に関しては後述しますがその契約条項のおかげで無償にて修繕工事を対応してくれることとなった訳です。

 

 従いまして、河川や山の近くで発電所を検討されている方々は様々な事象が生じたときにどこに責任の所在があるのかをはっきりと聞いておくとよいのかもしれません。

 

 聞くのが聞きづらければしっかりと契約書を作成していただいて条項について説明を受けておくことをお勧めいたします。

 

 私もその説明を覚えていたためにこちらから正当に修繕の訴えを起こし弁護士を使わずに解決することができました。

 

 皆様がイメージするような災害補償での保証は信販会社様でも10年間程度は付帯されており保証はスムースに行くと思われます。しかし災害補償に含まれていない水害や地盤沈下などに関しては費用も高くなりがちですしいざこざが起きやすい部分です。

 

 ですので保証でうたわれていない部分にもっと視点を向けて業者と話し合いをしておくことが賢明です。

 

 以上ご参考になればと思います。