はじめに
皆様こんにちはmountainです。本日もご来店いただきましてありがとうございます。少しずつ雪が降ってきましたね。どれだけ積もるでしょうか☆彡
さて本日のメインは『理学療法士協会に加入するか否か』です。
ちなみに先に申し上げますと私は休止扱い(後述)にしております。
加入メリットは
もちろん協会に加入することでメリットはあります。例えば・・・
- 定期的に協会より論文や協会情報が記載された冊子が届く
- 協会主催の研修会に無料で参加できるプログラムが多い
- 認定理学療法士や専門理学療法士にステップアップするために加入が義務
- 職場で認定理学療法士などの資格を取得を義務付けている場合がある
- 常に新しい知見を得ることが出来る
加入するデメリットは
もちろん加入するか加入しないかは個人の自由であり加入していないからと言って誰に注意されるわけでも基本的にはありません。一部病院では課長などから協会に加入するように声がかかることもあるようですが基本的に自由です。
- 毎年2万円以上の会費が必要(私が加入していたころは23000円程度でした)
- 基本的な研修は無料になるが認定理学療法士に向けての研修費は高く実費
- 認定理学療法士など資格取得しても定期的に試験を受けて更新しなければならなくその度に高額な料金がかかる
- この先認定理学療法士や専門理学療法士を持っていたとしても直ちに別途診療報酬に反映されることはない(反映されるとしてもかなり先になると考えられる)
- 職場での業務以外にも常に次回の更新試験の為に勉強をし続ける必要がある(勉強は必要であるが更新試験の為の時間を捻出する必要がある為、誰にでも確保できるわけではないという意味です)
- 認定理学療法士になる為の研修や実習が現在の制度より大幅に増えるためプライベートが犠牲になる
こんなところだと思います。
認定理学療法士制度はどう変わるか
※新しい認定理学療法士研修制度は令和3年4月から始まる予定です。
(現行)
新人理学療法士プログラム※1→13時間
認定理学療法士プログラム→24時間
※R3~研修理学療法士プログラムに変更
計37時間
(新制度移行後)
研修理学療法士プログラム(座学研修)33時間+(臨床研修)76.5時間=109.5時間
登録理学療法士プログラム→69時間
認定理学療法士プログラム(座学研修)274.5時間+(臨床研修)240時間=514.5時間
※更に症例報告や認定試験があります
計693時間→18倍以上に増加
そして詳細は不明ではあるものの5年更新と決定されています
※詳細内容は今後変更の可能性がありますのでご了承ください
協会の加入方法はいくつある?
詳細は割愛しますが基本的には『加入している』『加入しない』『休止』があります。
加入している場合は説明は不要だと思いますが会費は毎年強制で支払うことになります。
加入しない場合はもちろん会費の支払いはありません。
そして私のおススメは『休止』の一択です
休止とは
その前にお話ししておきますが認定理学療法士視資格や専門理学療法士資格そのほかに登録理学療法士や研修理学療法士などの研修を通して獲得したポイントや資格が協会を辞めてしまうことで失ってしまいます。いらないと思って脱会しても後から必要に迫られる事態に成りかねません。
そこでおすすめなのが協会で今まで獲得したポイントや資格を保持しながら年会費を払う必要のない『休会』届です。年に一回申請し続ければ休会状態を維持できます。
手続きを延長する場合には毎年決まった期間に延長手続きが必要ですので日本理学療法士協会までご確認ください。
まとめ
- 年会費を支払わずに獲得ポイントなどは維持できるのが『休会』
- 『休会』中は研修などは加入していない人と同様の料金
- 『休会』中はPT協会からの冊子は来ない
- 再加入の場合には当該年度の会費を全額入金が必要
- 今後心配な方はとりあえず休会にしておいて金銭的に余裕が出来たら再加入
以上本日は理学療法士協会に加入するかについてお話ししました。他の職種の方にとってはあまり興味のない記事だとは思いますが理学療法士にとってはとても重要なものとなりますのでご参照ください。
本日もmountains cafeにご来店いただきましてありがとうございました☆彡
P.S雪は積もりそうもなくてよかったです。皆様も仕事からお帰りの際は転んだりしないようお気を付けください。