はじめに
皆様こんばんはmountainです。太陽光発電所も14円を最後にFITは終了の方向です。しかしまだまだ14円、18円、21円と分譲での購入は在庫が残っているので皆様ぜひ頑張って良い案件を見つけてみてください。
新規で発電所を購入する際に『補償〇年間』『〇〇補償』『施工補償』など業者によって様々な補償を用意しています。
今回一番良いと思ったのはある業者によるサービスで『施工補償20年間』というものを目にしました。
瑕疵担保保険とは
私は以前に太陽光発電所購入の際に架台が少し沈んでしまったことがありました。その際に結局は修繕補償はしていただいたのですが業者によっては対応して頂けない場合があります。
そのような場合に施工補償が付帯されていると(業者がなくなってしまえばそれまでですが・・・)仮に地盤沈下や業者の不備による(瑕疵も含む)修繕修理は無償でしていただけるということです。これは案外皆様見落としているかもしれません。
というのも大体業者の説明ではパネルや課題の不備はメーカー保証にて大体補償が効くことが多いからです。その為大事な瑕疵担保についての不安が残ります。
※瑕疵担保とは業者の過失がある施工上の不備です(要するに業者が良かれと思って施工していても結局は買い手の側に不利益となることが明らかとなった場合に補償してもらえる制度の事)
不備が見つかった場合に大体は無償で修繕しますという内容がきっと契約書に記載されています。
しかしながら、永遠にずっと瑕疵担保補償はあるわけではなく(業者が不利すぎます)ある程度の期間(例えば1~2年程度)内であり業者の不備が認められる場合に修繕をしていただけます。ただこの業者が認めた場合というのがミソでして認めてもらえなければ修繕して頂けるものもしていただけない状況になってしまいます。
契約時に書面上で業者に確認しておく
業者との契約の際に大体担当者から契約上の説明を受けることと思います。その際に設備自体の補償とは別に施工上の不備がみられた場合にはどのように補償して頂けるのかを確認しておくことが重要です。
特に最近多いのが土砂崩れの際の補償や課題が緩い地盤のせいで沈んでしまった場合の対処です。どちらも費用は結構な額がかかってしまいますがそのような時に対応して頂けるのかを確認しておきたいものです。
契約の際に聞きにくければ後日メールなどの記録に残る形で質問しておくことも良いかと思います。とにかくしっかりと後で記録として残るようにしておくことが自分を守る対策になるのです。
まとめ
パネル25年補償、パワコン15年補償など設備に対する補償は充実してきているように感じます。しかし施工自体に補償がついていないと完成前に業者が潰れてしまったとか完成後に架台がゆがんでいるなどの場合に対応が後手後手になってしまう可能性があります。
また近くの発電所であれば良いですが遠方の場合長い間架台が沈んでいたことがわからずにいつの間にかパネルがゆがんで発電量が低下していた。しかもパネルがゆがんで発電量が落ちたとしてもそれはパネルメーカーの責任ではないため補償対象外になってしまった。など最悪なケースとなります。そうならないためにも・・・
- 設備の保証とは別に施工に対する保証内容を確認しておく
- あらゆるトラブルを想定してその際にどのように費用はいくらで対応して頂けるのか確認しておく
上記の事が必要ではないかと考えられます。皆様も太陽光発電所の価格だけにとらわれすぎずに補償や修繕の際にどこまで安心して業者に仕事を依頼できるか再検討してみる良い機会であると感じます。ご参考にしてください。
本日もお寒い中mountains cafeにご来店いただきましてありがとうございました☆彡