【注目】先端設備導入等計画を自力で作成した件(産業用太陽光発電所)

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皆さんこんにちはmountain(やまちゃん)です。

 

そうなんです。

 

題名にもある通り自力で先端設備導入等計画の申請を行い無事確認書を頂くことが出来たのです(^^)/パチパチパチ♪

 

結構ブロガーの方々も意外と苦労せずにゲットできていたみたいなので私は軽い気持ちで資料を作成しましたが見事苦労することになりました。

 

その過程を少し皆様の資料つくりの参考になればと思います。

 

本日もmountains cafeお楽しみに(^^)/

まずこの先端設備制度とはどんなもの?

はい、もう太陽光を知っている方ならほとんどの方がご存じであると思われるこの制度もう一度簡単におさらいしましょう。

 

工業会の証明書が発行される設備(太陽光でいうところのパワコンとパネルです)の固定資産税が3年間0円になるというこの素晴らしい制度です。

 

あくまでも0円となるのはパネルとパワコンのみです。

 

商工会の担当者からもはっきりと対象となるのはパネルとパワコンですと念を押されました苦

 

しかし設備が1200万円とするとその半分くらいはパネルとパワコンの費用になると思われますので600万円の1.4%として8.4万円(初年度)になります。

 

凡そこれが3年間続くとして計20万円以上は税負担が軽くなるという事です。

 

これは大きいですよね。

 

しかしこれを税理士に依頼すると8~15万円くらいかかってしまいます。

 

そうすると我々のうまみは完全になくなってしまいますよね。

 

ということで今回は私mountainが自力で認定をとるというテーマに挑戦したのです。

必要書類は

自治体により異なりますがおおよそどの自治体でも市のホームページ等に必要書類は記載されています。

 

大事になってくる書類はやはり『申請書』でしょう。

 

この書類がすべてと言っても過言ではありません。

 

この書類の書き方と担当者の力量によって難易度は全く変わってくるのではないでしょうか。

 

ちなみに私の担当者の知識レベルとしては中の中といったところでした。

 

知識はあまりないものの柔軟に対応してくれるところと誠実さがあったために助かりました。

 

しかしこの担当者の裏にはなにか大物がいる気配が漂っておりその若い担当者に『これも確認しろ』『あっあとこれも確認しろ』と言っているようです。

 

一つ壁を変えると担当者から連絡が入り『あと○○の資料の修正をお願いします』などと必ず修正が入るのです。

 

担当者も板挟みにあっていたようで大変苦労をかけたなとも思います。

 

実際修正が多かった場所(申請書の『将来の展望』から抜粋)

別 紙

 

先端設備等導入計画

 

 

1 名称等

事業者の氏名又は名称

 

代表者名(事業者が法人の場合)

 

法人番号

 

資本金又は出資の額

 

常時使用する従業員の数

 

主たる業種

 

 

2 計画期間

     年  月 ~     年  月

 

3 現状認識

①自社の事業概要

 

 

 

②自社の経営状況

 

 

 

 

4 先端設備等導入の内容

(1)事業の内容及び実施時期

①具体的な取組内容

 

 

 

②将来の展望

 今はここを解説しています

 

 

  • 将来の展望

・新規設備の導入によりFITの売電収入を確保することで収益の柱とし維持管理の質を上げ、持続可能な事業とする

・これまでの太陽光設備と比較し、発電効率の高いパネルを設置することでパネルの枚数を減らすことが可能となる。その結果設置面積は減少し管理に対するコスト低減と共に人件費に割り当てることで管理品質、発電効率が確保され生産性向上を実現することができる

・各発電所年間売電額

・三重県A発電所:1800千円

・三重県B発電所:800千円

・群馬県発電所:2200千円

・埼玉県A発電所:1300千円 計6100千円(現在私の所有する発電所の事業所得の年間売上)

他事業に付随する事業所得(雑収入)2790千円

 

【全体売上】

1年目(2020年10月~2021年9月)

減価償却費5490千円+営業利益209千円/192時間=29682円〔29千円〕

2年目(2021年10月~2022年9月)

減価償却費5490千円+営業利益245千円/180時間=31861円〔31千円〕

3年目(2022年10月~2023年9月)

減価償却費5490千円+営業利益295千円/150時間=38566円〔38千円〕

上記で1~3年目のそれぞれの予想される労働生産性を求めるよう指導されました。

 

これは年3%以上向上するように作成すれば大丈夫です。

 

別に後から目標が達成されていないからと言って役所から罰則があるわけではありませんのでご安心ください。

 

※逆にこの作成段階で年3%以上向上が見込める計算が出来なければ先端設備導入等計画の許可(認定)を申請する事すらできなくなってしまいますのでそこは注意してくださいね。

 

 ・【新規】深谷発電所(埼玉B発電所)

1年目(2020年10月~2021年9月)

売上1100千円(営業利益200千円)

→減価償却費としては設備(深谷のみ)の減価償却費705千円、消耗品費(防草シート、除草剤など)で195千円となる

2年目

売上1100千円(営業利益245千円)

→減価償却費としては設備(深谷のみ)の減価償却費705千円、消耗品費(除草剤など)で150千円となる

3年目(2022年10月~2023年9月)

売上1110千円(営業利益295千円)

→減価償却費としては設備(深谷のみ)の減価償却費705千円、消耗品費(除草剤など)で100千円となる

上記は商工会の担当者より新規発電所の追加分のみの売り上げを出してほしいと指導がありました。

 

労働生産性を上げるために初年度から3年目にかけて消耗品費を計上しますが初年度は防草シートとか準備に沢山お金がかかりますよね。

 

なので19.5万円と計上しています。

 

2年目は少し消耗品費も減ると見込んで15万円と計上しました。

 

3年目は年間の消耗品費は除草剤位になるかなと考えてより少なく10万円と計上しました。

 

そうすれば分母の労働従業時間数も減少し、分子(経費)の数も減少すれば自然と営業利益(※これに関しては後述)は向上します。

【計算式】

売上‐減価償却費‐消耗品費等=営業利益

 

また従来と比較して性能の向上したパネルを採用することによって管理面積の減少が図られる。

 

その結果発電所一か所当たりの作業時間短縮により他発電所への管理作業が可能となる結果、複数の発電所管理作業効率の向上が見込める。

 

また従来と比較して性能の向上したパネルを採用することによって管理面積の減少が図られる。

 

その結果発電所一か所当たりの作業時間短縮により他発電所への管理作業が可能となる結果、複数の発電所管理作業効率の向上が見込める。

 

赤字の場所が計算するのが私にとっては非常に面倒でした(ゆっくりやればだれでもできるとは思いますが(-_-;))

これ結構大変でしたよ。それとも私の担当者がかなり細かかったのでしょうか。定かではありません・・・(*´з`)

 

あと書類の『現状認識』など他の項目は他ブロガー様の方が丁寧に情報公開されていますのでご参考にしてみてください。

 

付随する書類①

(2)先端設備等の導入による労働生産性向上の目標

現状

(A)

計画終了時の目標

(B)

伸び率

(B-A)/A

34千円

40千円

17%

ここは以下の計算式で計算することが出来ます。

 

ちなみに個人事業主の場合は営業利益という概念はなく事業所得にあたると顧問税理士より解説いただきました。

 

そして商工会の担当者からは人件費という概念も個人事業主には当てはまらないと指摘を受けました。

 

そしてまさかの商工会担当者より個人事業主は分母は1で計算して欲しいという事を言われました。

 

しかし分母が1では労働生産性は上がりません。

 

そこは例え一人で仕事をしている場合でも人数はこれ以上減らすことは不可能なので年間就業時間数時間数で計算させてもらわないと労働生産性が上がるようには計算が出来ません。

 

そこは中小企業庁にも確認したところ『労働者数若しくは労働時間数どちらでも構わない』との回答を得ました。

 

従いまして分母は労働時間数

※私は5か所の発電所を一か所4時間の管理時間として毎月管理しに行くという計画のもと作成しました。そして労働生産性向上のためには4時間かかった管理時間が先端設備を導入することで2.5時間に減るという目標を立てました

 

分子は事業所得と減価償却費を足したものを入れました。

 

そうすることで3年後には17%労働生産性が向上するという目標が立ちました。

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(3)先端設備等の種類及び導入時期

<建物以外>

 

設備等名/型式

導入時期

所在地

太陽光モジュール/STP315S-20/Wfh

 

R2年 9月

ここは設置場所を記載する

パワーコンディショナー/GPS55C

R2年 9月

 

 

年  月

 

 

年  月

 

 

年  月

 

 

 

設備等の種類

単価

(千円)

数量

金額

(千円)

証明書等の

文書番号

機械装置

2679

1式

2679

-

機械装置

1440

1式

1440

-

 

 

 

 

-

 

 

 

 

-

 

 

 

 

-

上記はパネルの枚数を書いていましたが担当者より『1式』と記載するように言われました。 

 

 

設備等の種類

数量

金額(千円)

設備等の種類別

小計

機械装置

2

4119

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合計

2

4119

 

 <建物>

 

導入時期

所在地

金額(千円)

年  月

 

 

年  月

 

 

年  月

 

 

年  月

 

 

年  月

 

 

合計

 

 

5 先端設備等導入に必要な資金の額及びその調達方法

使途・用途

資金調達方法

金額(千円)

先端設備等購入資金

融資

4119

 

 

 

 

 

 

 

 

 こんな感じです。細かな部分は担当者により書き方、記載方法に違いがあると思いますがそこは担当者とよく話し合ってみてください。

 

今回は市役所に商工会で頂いた確認書を持っていくと『個人の方がしかも税理士を通さずに申請されたのは初めてです』と言われました。

 

これはお褒めの言葉と捉えさせていただきます(^^♪

 

あと感じたことは商工会とは今まで縁がありませんでしたが礼儀正しく、冷静に対応すれば決して『審査に落とす』というよりは『一緒に協力して審査に通る書類を作成しましょう』という感じのスタンスで本当に書類が完成して確認書がいただけた時には何かをやり遂げたような達成感とともに商工会の担当者に感謝したいそんな気持ちになれました。

 

9月に契約し10月6日には連係することになりました。

 

とんとん拍子で話は進んでいます。

 

わくわくしております。

 

あとは土地の登記の部分ですがこれはさすがに司法書士さんに依頼しなければなりません。

 

気を抜かず連携まで突き進みたいと思います。

 

本日は先端説導入計画を申請して固定資産税を3年間0円にするというテーマでお話させていただきました。

 

※改めましてこの申請は太陽光発電所の引き渡しの前に完了していることが大前提ですのでご注意ください。

 

本日もmoutains cafeご覧いただきましてありがとうございました☆彡