こんにちはやまです。
以前からお伝えしているように架台が沈下しました。
まずいです。
このままいくと発電量が減少していくでしょう。
本日のこの記事でわかることは・・・
『70kwh規模発電所のスクリュー基礎を布基礎に再施工した場合の総額費用がわかる』です
結構悩まれている方が増えているようですのでかなり有益な記事になるのではないでしょうか?
本日も本ブログよろしくお願いします(^^♪
以下架台沈下について完璧にまとめております( `ー´)ノ↓↓
架台が沈下するとは
画像をご覧いただくとお分かりになると思いますがパネルが波打っていますね。
歪んでいるとも言いますね。
これはいかんのです。
すぐに修繕しましょう。
って誰のお金で・・・Σ( ̄ロ ̄lll)
自分の資金?業者の資金?どっかからお金が降ってくる?なんてこたーないw
結構近くの発電所でも沈下しているところがありましてここらはちと地盤が弱いのではあ~りませんか?古っ!w
ということで地盤が沈下するということは全体が均等に沈下するわけではないので歪みが生じるということになります。
歪むとあかんですよね~次章で語ります。
架台が沈下すると困ること
これはネットでお借りした画像ですが私の発電所ではございません。
ここまで沈下するのは滅多にないでしょうが恐らくパネルわれてますね。
誰でもわかりますね、これは。。。ガクッorz←久々にみたーw
周りに竹林があるようですがこういう地盤は弱いのですかね~
うちの発電所も竹林だった可能性が高いです←残っている山林部分は竹林の為。
本章での主題でありますがまず架台が沈下してパネルに歪みが生じるとパネルが割れます。
割れて壊れます。
そうするともちろん発電量が落ちます。
一枚二枚その内結構な数のパネルが壊れます。
壊れたパネルが他の回路にも影響して、全体的にも発電量は落ちてしまいます。
とても怖いのです。
あとは事後的な感じですと架台修繕には結構な資金が必要になるということ。
後述しますが・・・
①パネルを剥がして
②地面を掘削し
③コンクリを流し込んで
④架台の高さを調節して
⑤再度パネルを取り付ける
こんなんすぐできるわけもなく業者に1~1.5カ月かかりますとのこと。
そして極めつけは売電量の減少です。
工事している間は全てではないですが発電をシャットアウトして工事する為、発電量が少ない11~12月に更に追い打ちをかけます。
冬の時期は信販返したら手残り2万円位だと思いますので痛手ですよね。
しかも一カ月以上という長期間。
本当テンション下がりますし株の利益も吹っ飛んでしまマスです。
基礎の種類とは
貼り付けた過去ブログに詳しく載せましたが大きく分けて3種類あります。それと一般的な発電所で採用されているスクリュー固定があります。
①置き基礎
杭と地面を支える部分にコンクリを固めた基礎を置くタイプです。コスト的にも安く済みますが台風などで架台が動いてしまう可能性は否定できません。私は総合的におすすめしません。
②布基礎
横一列、若しくは縦一列を固定してコンクリの基礎を施工する方法です。全てをコンクリで固定するベタ基礎とは異なり費用はその分安くなります。私が今回選択した工法もこの布基礎になります。コストと効果のメリットが最大になると思います。もちろん重量もありますので台風で飛んで行ってしまうという心配も少ないと考えられます。私個人としては太陽光費用+50万円くらいで施工可能であれば絶対追加した方が良いと思います。後々費用追加では更に面倒や費用がかかってしまいます。
※防湿コンクリートは含みません
③ベタ基礎
住宅でも見られますが面全体でコンクリを流し込んで固定する施工方法です。重量も安定感も最高ですがやはり施工費用が高額になりやすい点がネックです。でも個人的な感想としては太陽光費用+100万円くらいでできるならお勧めします。
④スクリュー杭
これは太陽光発電所を見たことがある方なら既にご存知の杭を差し込んだだけの基礎でです。基本的にはこの杭で固定がコスト的にも納期的にもメリットが多いです。しかしデメリットは軟弱地盤ですと沈下が生じたり、台風で抜けそうになったりと地盤の状態に左右されます。
販売業者にどこまで過失があるのか
これも以前から見解が分かれるところではありますが弁護士にも相談しました。
弁護士から得た回答は以下の通り
『業者は土壌の地盤調査をしていないことに加えて数年経っても依然として沈下が生じている状況から地盤を強化して健全な発電量が維持できる状態にするべきである』
『また20年間安定して発電することが重要である法律の下に設置、販売しているものである為相当期間安定的に発電できる状態で販売するべきである』
と見解を頂きました。
当たり前と言えば当たり前すぎる回答ですね。
地盤調査なんて何百万もする検査でもないのに省いたことが原因で後々トラブルになるなんてもったいないですよね。
一様以前もお伝えいたしましたが土地には『瑕疵担保保険』なるものが付帯しておりまして2~3回ほど架台を修繕していただきはしました。
修繕と言いましても沈んだ杭を伸ばすだけで沈下のひどいところはコンクリ撒いて架台を固定した程度です。
始めのうちはそれだけ対応してくださっていたので感謝していたのですが3年経っても事態は変わらず沈下するわするわで嫌になりました。
ということで販社にも半額負担してほしい位です。
まぁ~ダメもとですけどね。
あえて会社名はここでは言いません。
さすがにかわいそうかなと。
私の良心が痛みます。
ということでまとめます。
責任は・・・買う前に地盤状態はわからないので業者にあるでしょう。
もちろん法的には買った側にも責任はあるとは認識してはいますが・・・
私が業者にしてもらった対策
前章でも言いましたが沈下した場所は架台の高さ修正していただきました。
沈下がひどいところはコンクリを巻いて固定をしていただきました。
これだけでも販社に言わせれば『やまさんに数十万円は使いましたよ』とのことですが・・・
私からすれば『根本的な解決になってないやん』と言ってやりたいです。
自ら布基礎見積もりを取った
私も販社に任せていても課題をちょくちょくいじくるだけで沈下の根本的な解決にはならないと思いまして知り合いの業者に極秘見積もりを取ってもらいました。
販社の方には見積もりが出てから交渉したかったのです。
販社も半額補償しろといっても見積もりすらできていない状況で交渉できませんからね。
しかし見積もりできるまでが長かった。
7月下旬に見積もり依頼して1カ月待てど連絡なし。
さすがに8月下旬に連絡すると『今月末までには現地調査します』とのこと。
9月になっても連絡なし・・・
9月中旬に問い合わせると『見積もり下請け業者に出していますが未だ来ないです』
さすがに10月上旬に『もうすぐ見積もりできる予定です』・・・どんだけ見積もりかかるんねん!
ということでつい1週間前頃見積もりが出てきました←実に依頼してから4カ月弱??
しかしそこの取締役の方は誠実な方でしたので文句も言えずひたすら待ちました←これからも良好な関係を築いておきたい方です。
布基礎見積書初公開
※今回の施工規模は70kwhに対してパワコン49.5kwhの施工費用です。施工業者と施工発電所の距離は同一県内です。ネットで検索すると60km離れているようです。距離も交通費など総額に影響しますので大切な要素ですね。
見積もり見ていただくとお分かりになりますが197万円でした。
私の予想は120~200万円だったのでぎりぎりあっていましたね。
9500円/m2あたりといったところでしょうか?
スーモの専門家による相場ですと9000~13000円とのことですので良心的と言えるかもしれません
↓↓↓
ベタ基礎・布基礎って何? どっちがいいの? 家の基礎(土台)の事情 | 住まいのお役立ち記事 (suumo.jp)
施工中も手土産を持参させていただきたいと思います。
業者曰くパネルの取り外しをしないと地面を掘削できないのでその分の費用が上乗せになっているとのこと。
パネルと地面の隙間が掘削するには足りないそうです←仕方がないか・・・
私太陽光業界でそこそこいることもあり意外と見積もりできるスキルがついていたのかw
勘違いかもしれません、たまたま当たったんです。きっと。
そして・・・
この後は11/4に公庫に行きます。
早速完璧資料を送り面談日を決めました。
約200万円ですが設備資金10年で借りてできるだけ負担を減らしたいです。
自前で200万円払うことはできますが先に立て替えて払ってしまうと設備資金ではなくて運転資金扱いになり融資期間も7年になってしまうと事です。
担当者と交渉してみたいと思います。
ここまで見積もり公開させていただきました。
たまには私もブロガーの皆様に有益な情報を届けられればいいな~との思いです。
太陽光関係の方々には有益な情報となると思います。
参考になれば幸です(^^♪
また進捗があればご報告いたします。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました☆彡