皆様こんにちはやまです。
タイトルにもある通りですが価格が高い太陽光発電所の方が沢山儲かる(単純な話ですが・・・)と思っておりませんか?
たしかに20年間もしくは30年間トータルで見た場合には確かに儲けは大きいかもしれません。
というか多いと思います。
なんせ投資額が多いんですからね(*´з`)しかし15年間支払いをしている期間はとても長いです。
その間ほとんど分譲太陽光では手残りは多くはありません。
せいぜい10~20万円くらいです。
先端設備や銀行融資で有利な条件で融資を引くことが出来れば結果は変わるかもしれませんが分譲を信販で購入するとそんなに利益(手残り)はでません。
所得は増えるのに実際の生活は全く良くなるどころか自然災害などで太陽光に被害が出ないか心配の種が増えるばかりになりかねません。
そしてよく考えてみてください。
15年かけて支払いが終えるとあなたは何歳になっていますか。
私は38歳ですが自宅兼太陽光発電所(36円案件)は2014年(31歳)に建設していますので20年経つのは私が51歳になったころです。
あなたにとって一番お金が必要な時っていつですか?私は今です。
38歳っていう年齢は自分の中で人生で一番楽しんでいて心身ともに充実している期間だと感じます。
仕事も比較的覚えて周りが良く見えるようになり責任もそれなりにあります。
しかし子どもたちも段々と大きくなり大人のいう事が少しずつ理解できるようになってきました。
そしてなんといっても37歳であれば健康に気を付けていることもありますがまだ病気の心配もありません。
心から楽しむなら今なのです。
ですから20代前半で融資を引いて太陽光を始めている方を見るとものすごくうらやましいです。
そのような方はぜひ残りの人生を楽しんでください(^^)/
ということで長くなりましたが本日のmountains cafeは【今】使える現金を残すには値段が高ければ良いわけではないですよ~というテーマでお送りいたします(^^)/
- ただ高いだけの発電所を多く持つのはメリット?デメリット?
- 20年ローンは魅力だが頭金を少し入れてあげると・・・
- 頭金を150万円程度入れると・・・
- 1200万円案件に170万円頭金として入れてみると
- 最近はこんな発電所が多い
- それでもどうしても太陽光発電事業をやりたいよ~という方へのポイントとして・・・
- まとめ
ただ高いだけの発電所を多く持つのはメリット?デメリット?
皆さん発電所いくらすると思いますか?
高いものですと2000~3000万円ほどしますよね。
それで利回りが10%ですと仮に土地代含めたフルローンですと手残りは15年返済ですとほとんど残らないのではないでしょうか。
先端設備導入等計画を使えば始めの3年間は利益が(手残り)出るでしょうが4年目からは固定資産税は普通に20万円以上することがほとんどではないかと思います。
それだけ固定資産税は高いのですね。
意外と初心者の方は盲点ですのでしっかりと考えておいてくださいね。
一方信販利用で20年返済というものが最近増えてきております。
実際私も20年ローンで信販ローンを審査中の身なのですがこれなら私の計算で仮に土地代含めたフルローンでも2万円程度手残りがありそうです。
むむむこれなら可能性が出てきそうだが・・・
20年ローンは魅力だが頭金を少し入れてあげると・・・
これ少し考えるとわかることなのですが仮に2500万円で10%利回りの発電所と1200万円だけど利回り10%の発電所があるとします。
2500万円の発電所は年間売電額が220~240万円くらいあるとします。
1200万円の発電所は110万円くらい売電収入があります。
どちらも利回りは変わらないため収入と支出は比例して高くなります。
しかし手残りに関してはどちらの発電所もほとんど変わらないのです。
2500万発電所の場合(20年ローン、利率2.5%程度)年間収入220万円とします。
年間支出が168万円とすると手残りは50万円程度になります。
一方1200万円発電所(同期間、同利率)では年間収入は110万円とします。
支出は73万円程度となります。
手残りは37万円になるのでやはり少し利益(手残り)は減りますね。
ただここで少し考え方を変えてみましょう。
頭金を150万円程度入れると・・・
ここで少し発想を変えてみましょう。
2500万円案件に対して150万円程度の土地代を入れたとしても毎月のキャッシュフローが劇的に改善するほどの効果はないですよね。
しかし1200万円案件であれば話は少し変わってくるのではないかと感じます。
単純に考えて2500万円の内の150万円と1200万円の内の150万円を頭金で出すことの違いはお分かりいただけると思います。
そうなんです2500万円の高嶺の花の発電所を無理して購入するよりは1200万円の程度の安価な発電所に頭金を1~2割入れてあげて購入するだけで毎月のキャッシュフローがすごく良くなるのです。
1200万円案件に170万円頭金として入れてみると
20年信販ローン(利率2.5%程度と仮定)
収入91000円
支出54000円
利益37000円
※パワコン電気代は始めに従量電灯工事をしてもらうためほとんどかからないと仮定
37000円×12か月=44万円になります。
メンテナンスは私の場合は近隣の発電所を購入しているので自分で月一くらいで見回りに行くので紐付けになっていない案件を探しています。
最近はメンテ紐付け案件が多くなってきていますからね。
しかも高いんですメンテナンス代が(*´з`)
もちろん20年信販ローンですので普通の15年で信販をくんでいる発電所のように5年間のボーナスタイムはありませんが初期から毎年40万円以上の現金(手残り)を残してくれます。
これってすごいことですよね。
毎年1年目から20年間40万円以上稼いでくれるわけです。
最近はこんな発電所が多い
ちょっと低圧の小規模発電所を買ってみても良いかな~その前にシミュレーションしてみようということで最近の発電所を基に計算してみました。
販売価格:889万円(税込み)
利回り8.7%
支払い:20年
利率:2.35%
年間売電収入:770000円(税込み)
毎月売電収入:64166円
毎月支払い:46461円
年間支払い:557532円
年間固定資産税:122446円(設備代と土地代の1.4%)税制特例使用しない場合
毎月固定資産税:10203円
個別の収入支出が判明したところで、さ~て計算してみましょうか(^^)/
毎月収支:64166-46461-10203=7502円
年間収支:7502×12=90024円
ほぉ~889万円の投資をして年間手残りが9万円・・・えっ!?
利回り1%ですか??
いえいえ最後にその1%の中から除草剤代を支払います。
せいぜい年間に2回粒状除草剤散布したとして5000円×2回で十分でしょ
9万円から除草剤代で1万円引いて残り8万円です。
たった8万円の為に投資しますか?
もう一つ言えばメンテナンス料金は入れておりません。
自分でできれば可能ですが、そんな方たちばかりではありませんよね?
それでもどうしても太陽光発電事業をやりたいよ~という方へのポイントとして・・・
・先端設備導入計画を申請する(3年間固定資産税軽減措置)
・頭金を3割程度入れる
・メンテナンスは自分でやる
を徹底するべきです。
その結果固定資産税代12万円が増えて頭金を入れることで手残り年間8+12万円+αでやっと30~40万円以上(頭金による)になります。
やっとです、ふぅ~( *´艸`)
逆に先端設備の申請もする覚悟がないのであればやめておいた方が良いかもしれません。
それだけぬるい事業ではないということです。
仮に消費税還付をしたとしても還付された年だけ少しリッチになるだけで結局消費税の納税からは逃れることは3年間不可能です←強制課税期間の為
先端設備も段々と締め付けが強くなってきているようですので要確認して下さい。
まとめ
私は15年ローンで3つ、20年ローンで1つ、35年ローンで1つ借り入れしています。
最後に5基目購入で20年ローン太陽光発電所を購入したので年間の手残りが44万円増え余剰資金が出来より生活が安定し、災害が起きたとしても心の余裕を持ったまま対応が出来ます。
皆様も高い発電所ばかりが儲かるとは考えずにいくら値段が高くても利回りが同じであれば手残り(キャッシュフロー)は大して変わらないという事を頭の片隅に置いていただきたいと思います。
そこで安い発電所にちょっとばかしの頭金を入れて20年ローンで購入すると意外にも毎月の利益が3万円以上増えて今より少しリッチな生活につながるのではと思い記事をあげさせていただきました。
皆様もご参考の一助になれれば幸いです(^^♪
本日もmountains cafe最後までご覧いただきましてありがとうございました☆彡