2022年5月4日更新
こんにちはやまです。
最近はまた各地で地震が頻発するようになってきましたね。
さて本日のmountains cafeでは地震保険でまとまった保険金を得るという事に焦点を当てていきたいと思います。
今回も申請して5回目申請しています(今まで4回受給済み)
それでは火災保険とも似ている地震保険についてお伝えいたします。
今回は以前執筆した記事を2022年現在の様子も付け足してご報告いたします。
最後までよろしくお願いします(^^)/
※ちなみにこの記事はやまの記事の中でもトップ(グーグル検索)の閲覧数を稼いでおります。それだけ皆さん地震保険に注目されているという事もあるのでしょうね。
- 地震保険とは
- 保険料は都道府県ごとに決まっている
- 各都道府県の保険料(木造住宅)
- 損害認定について
- 損害割合
- 私の自宅は基礎にヒビ(クラック)が入った
- 損害認定の算出方法(基礎編)
- 私がいくら保険が下りたのか
- 受け取った保険料の使い道は指定されていない
- 追記※2022年5月4日
地震保険とは
地震保険とは国と民間の保険会社で協力して維持している保険の事です(かなり端折ってます)
補償内容は建物と家財(簡単に言えば地震で壊れた家の中にあるもの全般)です。
ちなみに地震保険というのは単体では入ることはできません。
必ず火災保険とセットで加入するものです。
期間は1年~5年の間で契約します(私はなぜか代理店から1年契約でお願いしたいといわれています)
地震保険の補償は地震、噴火、津波を起因とする被害が生じた際に支払いがされることとなっています。
補償額ですが火災保険で設定した補償額の内30~50%以内となっています(上限:建物5000万円 家財1000万円)
本当詳しく説明すると果てしなく続いてしまうのでこの辺で割愛させていただきます。
地震保険について詳しくは以下ウィキペディア参照ください
保険料は都道府県ごとに決まっている
地震の発生頻度、発生状況、活断層などのデータを基に各都道府県を4つの段階に分けてある。
ちなみにやまが住んでいる埼玉県は保険料率は3等地となり高い料率から2番目となっている(もうちょっとで群馬県が近くて群馬なら一番安い1等地なのです。)
ちなみに東京など首都直下地震が見込まれるエリアは一番高い1等地です。
各都道府県の保険料(木造住宅)
※2022年現在料金は多少上下しておりますことご了承ください
一番安い保険料の県(1等地)
岩手県、秋田県、山形県、福島県、栃木県、群馬県、富山県、石川県、福井県、鳥取県、島根県、山口県、福岡県、長崎県、佐賀県、熊本県、鹿児島県
年間保険料1000万円あたり(木造住宅の場合)→10000円
次に安い保険料の県(2等地)
北海道、青森県、宮城県、新潟県、長野県、岐阜県、滋賀県、京都府、兵庫県、奈良県、岡山県、広島県、大分県、宮崎県、沖縄県
年間保険料1000万円あたり(木造住宅の場合)→12700円
次に安い保険料の県(3等地)
埼玉県、大阪府、(香川県、茨城県、山梨県、愛媛県)()内県は現在特別措置中の為変更予定
年間保険料1000万円あたり(木造住宅の場合)→18800円
※香川県のみ今後木造住宅は15600円に変更となります(安くなりそうですね)
茨城、山梨、愛媛は非木造に限っては安くなり木造は料金は変わりません
一番高い保険料の県(4等地)
東京都、神奈川県、静岡県、(徳島県、高知県、千葉県、愛知県、三重県、和歌山県)
年間保険料1000万円あたり(木造住宅の場合)→31300円
徳島、高知は21500円
千葉、愛知、三重、和歌山は36000円( ゚Д゚)わぉ~イッツ高すぎ!
埼玉の18800円がいかに安いかが痛感します。
そして最安の1等地と4等地との差は年間3万円以上で実に3倍以上の差があることがわかります。
それだけ1等地にお住まいの方は地震が来る確率が高いともいえますね(*´з`)
お気を付けください・・・
損害認定について
火災保険は損害具合によって補償額も変わります。
地震などによってちょっと壊れた程度は一部損で大きく壊れた場合は全損といった具合に保険会社の調査員が判定します。
※損害調査認定は調査項目が決まっており基本的に調査員の独断と偏見で決まるものではありません
以下ご参照くださればお分かりになると思います。
損害割合
【一部損の場合】
・軸組、基礎、屋根、外壁等の損害額が3〜20%未満
・全損、大半損、小半損に至らない建物が床上浸水、または地盤面から45cmを超える浸水
【小半損の場合】
・軸組、基礎、屋根、外壁等の損害額が20〜40%未満
・焼失、流出した部分の床面積が、建物の延床面積の20〜50%未満
【大半損の場合】
・軸組、基礎、屋根、外壁等の損害額が40〜50%未満
・焼失、流出した部分の床面積が、建物の延床面積の50〜70%未満
【全損の場合】
・軸組、基礎、屋根、外壁等の損害額が50%以上
・焼失、流出した部分の床面積が、建物の延床面積の70%以上
私の自宅は基礎にヒビ(クラック)が入った
私の自宅では上記のようなほっそい(ほんとに日が当たっている時じゃないと見えないくらい)ヒビなんです。
だから天気のいい日に(できれば日が当たっている時)確認することをおすすめします。
なんせ細かくて細いヒビなのでしゃがんでよ~くみないと見逃してしまうことがあるのです。
しかしへアークラックといえどもバンバンヒビは無いはずです(特に築年数の少ない家はなおさら)
むしろ沢山あったら心配ですし欠陥住宅かも(*´з`)
まぁ欠陥住宅の話はさておいて・・・
ぶっちゃけ普通の戸建ての家ならこんなほっそいヒビが3本あれば一部損の認定が下りると思われます。
実際我が家はそれで下りています。
これは基礎の周囲長とヒビの損傷具合を比較して損害認定を算出しているのです。
次項でもう少し掘り下げていきたいと思います。
損害認定の算出方法(基礎編)
・周囲長(自宅の基礎の長さを全て足したもの)
・ヒビがあった場所は1か所につき1m損傷が生じていると算定します
ちなみに我が家の自宅の基礎の全長(周囲長)は33mです。
今回見つけたヒビは3か所ありますので3mとします。
さ~て割り算ですよ(^^)/
3÷33=0.09(9%)です
はいどうですか?損傷割合が5%超えなのでもらえることがわかりますね。
基礎だけで一部損認定をとる為には基礎にヒビが3か所は欲しいところです。
2か所だけだと0.06(6%)ですのでギリギリ認定が下りるかどうかの瀬戸際だと思います。
皆様も参考にしてみてください。
私がいくら保険が下りたのか
私は火災保険は2300万円で加入しています
従いまして地震保険はMaxで50%の1150万円までの掛け金となります。
その1150万円が地震保険の下りる額の基となる額です。
従いまして今回私が一部損を認定いただいた場合は・・・
1150万円×0.05(一部損5%)=575000円
になります。
私は今まで4回受給していますので既に230万円頂いております。
そして今度申請する分も足すと5回分で290万円程になります。
2020年は緊急事態宣言発令でアルバイトが2カ月出勤停止となり10万円程の減収があった為、ぜひ活用したいと思います。
太陽光の固定資産税も今年は60万円くらい来ますしトホホ・・・
受け取った保険料の使い道は指定されていない
以前ご紹介した車の車両保険や火災保険の場合もそうですが必ず修理をしなければならないわけではありません。
使途は自由なんですよ。
今現在コロナで金銭的に困っている方、法に触れるようなことは決してしないでくださいね。
この方法は合法です。
うまくいけばまとまったお金が得られます。
家の損傷は後で余裕が出来たときにでも間に合うはずです。
うまく使ってください。
皆がこの苦しい状況で言い訳ができない状況下である方もおられると思いますので記事にしました。
お金のことで少しがめついような気もしないでもないですがそんなこと言っていられない方がいるのもまた事実。
お互い知恵を出し合いながら頑張っていきましょう(^^♪
本日もお越し頂きありがとうございました☆彡
追記※2022年5月4日
5回目の地震保険申請をしましたが今回ばかりは厳しそうです。
建築士の方が訪れてあれやこれやと保険が下りない理由を言われました。
そして去年位までは地震保険はゆるゆるだったが今はかなり厳しめに審査することになっているとのこと。
こちらから言わせてもらえば『審査基準に則る損害がでているのだから緩いもきついもないのでは?』と感じますが・・・
要するに火災保険もそうですがネット等で地震保険の情報が溢れていることから申請者が激増したものと思われます。
そうすれば締めるのも保険会社というもの。
仕方がないですね。
ということで今後は地震保険申請は一段と厳しくなることが予想されます。
【今回地震保険調査にてやまが感じたこと】
・クラック(ヒビ)は地震が原因かどうかを細かく調査するようになった
・クラックによっては経年劣化と評価される確率が上がった
・地震で発生するクラックは基礎よりも先に外壁に亀裂が入るものだと言い出した(事実かもしれないが)
・以前あったクラックの近くに新たな地震でできたクラックは認定しにくいというようになった(本来は否)
・基礎のクラックは地震によるものではないと言い出している(特に横クラック)
・調査員が前は審査が緩かったが今は保険会社の上層部からきつく審査するようにお灸をすえられているとのこと
・地震の直後に確認したといっても地震の影響化は定かではないというようになった