はじめに
皆さんこんばんはmountainです。いかがお過ごしでしょうか?私のブログでは投資として主に太陽光発電をご紹介させていただく機会が多くあります。当然投資をするには資金が必要ですよね?
特に太陽光発電所の購入にあたっては信販会社や金融機関から融資を受けるわけですが現金を多くお持ちでない場合には少し困ってしまうことがあります。
それは信販会社では土地代は融資対象ではないからです。金融機関での融資では土地代も借りられるので良いのではないかと思われるかもしれませんが銀行や国の金融公庫は担保がない方にはほとんど融資はないかとても少ない融資となってしまいます。
従いまして土地代は凡そどの業者も100~300万円程度になるので現金があると動きやすいですよね。私の場合にはすぐに出せる現金が100万円程しかなかったため業者選びに苦労しました。
ということで何が伝えたいかといいますと現金がないならまずは本業で稼ぎましょうという至極真っ当な話でございます。
理学療法士の方々へはまずは少しでも本業で成果を出して頂きたいと考えます。それが種銭を作る第一歩になるからです。
まずは本業でしっかりと収入を上げ更に現在の職場で自信をもって働き自信をつけて頂きたい。そして投資にも力を注ぐことが出来るくらいまずはリハビリテーションを充実させてほしいと思うのです。
そして本日ご紹介するこの参考書ですが
『運動療法学 障害別アプローチの理論と実際』
編集:市橋則明(京都大学)
出版社:文光堂
となります。
~この参考書との出会い~
私が臨床に出て間もないころ教科書的な知識は持っていたものの臨床でエビデンスに沿った治療方法が具体的に想起出来なく幅が狭いなと感じていた時期がありました。当然自分自身のやり方も自信が持てず同僚や先輩方からも自信がないように見えるのだろうな~とやや劣等感を感じていました。
自信が持てない具体的な要因として…
- エビデンス重視の現代医療に対する自身の能力の欠如
- 単純な手技しか知らない
- 評価をした後のリハビリテーションの進め方がわからない
- 現在は実習先でも疾患ごとにルーティーンが設定されている(習得必須)
- 授業や実習で扱わなかった疾患についてよくわからない
ことが挙げられます。
どうでしょう?皆様もこのような悩みはありませんか?
~この参考書の良いポイント~
- ほぼ全ての疾患領域の運動療法の基礎が網羅されている
- 教科書で習得した理論(特異性の原理、OKC/CKC、ボバース法など)を基に独自性を発揮できる内容
- 代謝、循環、呼吸分野の基礎を再学習し応用できる
- 患者様に理論的にリハビリテーション内容をエビデンスをもってすすめることが出来る
- 絵やグラフ付きで内容が理解し易い
- 難しい用語は多用せず、解説も分かり易い
~目次(記載内容)~
『基礎知識編』
- 運動療法とは
-
運動学の基礎知識
-
骨の構造と機能
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関節の構造と機能
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筋の構造と機能
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神経の構造と機能
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運動と呼吸機能
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運動と循環機能
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運動と代謝機能
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運動と学習
-
発達と運動機能
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老化と運動機能
『各種障害に対する運動療法の理論と実際』
- 関節可動域制限に対する運動療法
-
筋力低下に対する運動療法
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持久力低下に対する運動療法
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中枢神経性運動麻痺に対する運動療法
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末梢神経性運動麻痺に対する運動療法
-
感覚障害に対する運動療法
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バランス障害に対する運動療法
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協調性運動障害に対する運動療法
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姿勢障害に対する運動療法
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歩行障害に対する運動療法
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高次脳機能障害に対する運動療法
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痛みに対する運動療法
-
発達障害に対する運動療法
-
呼吸障害に対する運動療法
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循環障害に対する運動療法
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代謝機能障害に対する運動療法
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嚥下機能障害に対する運動療法
-
加齢による機能障害に対する運動療法
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索引
~まとめ~
この参考書はどんな人に向いているのか。それは自己研鑽できる方だと思います。患者様の評価とともに自分自身の評価もできる方にぜひなってほしいと思います。その結果私たちの収入もアップすることは間違いありません。
我々国家資格職は投資の際に融資を引くと思いますが与信(お金を貸しても大丈夫な人だという銀行等の細かな評価)が高いわけです。そのチャンスを棒に振らずにぜひ自分自身の向上の為にも頭を使っていただきたいと思います。
臨床8年目の私でもこの参考書を時々手に取る時があります。
とにかく臨床に出たばかりの方ぜひこの参考書を手に取って頂いて損はさせません。
おすすめの1冊です。
ずっと使えて自分にとって礎となる『運動療法を習得』できるバイブルとなること間違いなしだと思います。