こんにちはやまです。
Twitter界隈でも課税事業者から免税事業者へ戻るタイミング(いわゆる3年縛り)が活況な感じがしますね。
かくゆう私もその一人でありまして他人事ではないので筆を執りました。
私の場合は以前の記事にもあげましたが強制課税期間ではない時期に調整対象固定資産を購入したため3年縛りがなく翌年に免税事業者に戻れることを目標に様々な角度から調べておりました。
契約していた税理士に上記強制期間の見解を聞いたことと国税庁電話相談センターに伺った内容に齟齬が生じてしまい結局契約していた税理士からは『私のやり方が理解できないなら他の税理士と組んでください』とお断りされてしまいました。
そこで今回お世話になる税理士法人に相談するとすぐに確認してくれて『その件でしたらお客様のおっしゃる通りで確定申告進めさせていただきます』と回答を頂きました。
本日は似て非なる税理士法人と税理士事務所の違いをちょこっとだけお伝えしたいと思います( `ー´)ノ
ちなみに要点を先に述べさせていただくと・・・
税務に詳しくない方、又は常にお得で新しい知識を求める方には税理士法人がお勧め
というお話になります(^^♪
税理士事務所と税理士法人の違いは
税理士事務所と税理士法人の違いってよく聞くフレーズではあるけれど違いまでは判らないと思いませんか?
簡単に言えば税理士事務所は税理士自身で開業した「個人事業主」であり税理士法人は複数の税理士で経営している「会社組織」ということです。
税理士事務所は代表者がもし亡くなってしまうと閉鎖の危機に追い込まれます。
一方税理士法人の場合は本店以外にも支店を持つことができ代表者が亡くなっても営業を続けることができます。
従ってクライアントからすれば安心して長い期間業務を依頼し続けることができるのです。
これって普段あまり考えたりはしないですが普通に業務を安心して任せられるっていいことですよね(^^♪
税理士事務所の特徴は
料金が安い
これは一概に言えないかもしれませんが税理士法人と比較すると私の今までの感覚でいうと2~3万円程度安いような気もします。
ただこれは激安の税理士を選んだ場合ですので質は担保できない場合もありました←私の経験談w
ちなみに私が税理士事務所に依頼していた時の料金は7.5万円~12万円(個人事業主、青色申告、消費税申告、売り上げ1000万円未満)と幅がありました。
税理士変更がない
税理士変更はないかもしれませんが税理士資格がない方が記帳や帳簿をつけていることもあります。
もちろん最後には税理士が確認はするでしょうが私の場合は安かろう悪かろうな事務所もありました。
ですから税理士が変わらないというよりも担当者が変更になることはあり得るということですね( ;∀;)
余程変な担当者でなければよいですがレスポンスが悪い担当者になったときはテンション下がりました。。。
税理士法人の特徴は
解釈が異なる税務の場合に最新の見解が得られる
これは大手の法人ならば当たり前なのかもしれませんが新しい知見を研修などの制度によって日々研鑽しているところです。
また事務所に多くの税理士がいるということはそれだけ多くの案件を抱えているということでもあります。
ということは難解な税務の解釈や小規模な税理士事務所では取り扱ったことのないような税務も「知っている」可能性があるということです。
実際私も小規模な税理士事務所ではいわゆる「課税事業者の3年縛り」の話が通じなく反対に税理士を少しイラつかせてしまい「今年限りで・・・」とお断りされてしまうこともありました。
税理士法人に変えてからは「3年縛り」の件も「お客様のおっしゃる通りであっております」とすぐに回答を得られました←これ結構大切ですがメールの返事が半日以内に来ることも大切な要素です。
料金はやや高めだがオプションサービスも付帯されている場合もある
料金は高めと述べましたがこれも事務所や法人によって異なり一概にいえません。
しかしながら私も恥ずかしながら今まで3回ほど税理士を変えさせていただいておりますので傾向はわかっているつもりです。
オプションも多く税理士法人は一見高いかなと思われるかもしれませんが太陽光発電の場合は意外と総額は低く抑えられていることがあります。
というのも税理士も仕分け(領収書や収入などを帳簿に適正に記録すること)の量と売り上げによって料金を決めているところが多いからです。
普通そうですよね?たくさん儲かっているところからは取引も多くあるはずなので(まぁ儲かっているからたくさん料金取れるだろう的な・・・w)料金は高いと。
ま~世の中そんなもんですよね( ;∀;)
従いまして太陽光事業などの月々の取引が少ない場合は意外と総額がお安かったりする可能性があるわけでございます。
ちなみに料金は12万円~14万円程度が多いです(個人事業主、青色申告、消費税申告、売り上げ1000万円未満)
税理士変更があり得る
税理士事務所も当然担当者が変わることは以前ありました。しかし税理士はそこの所長しかいなかったので方針は変わりませんでした。
担当者とのやりとりが多少変わる程度でしょうか。
しかし税理士法人は言ってしまえば税理士といえどもいち従業員です。
もしかしたら独立して又は転職して担当者が変更になる場合も往々にしてあり得ることです。
しかし多くの税理士がいることで情報のアップデートは進んでいると思いますのであとは「相性」だけでしょうか。
これが一番大切なんですけどね~*1
まとめ
ということでまとめて参りましょう。
これから太陽光や不動産をやりたいという方がいましたらぜひ太陽光を確定申告した経験のある事務所や多くの税理士が所属している税理士法人がお勧めです。
繰り返しになりますが事業を始めたばかりの時というのは知識がありません。
ツイッターで偶々有益な情報に出会えたとしても税理士がアップデートできていなければ「そんな税務は受けられません、認められません」となってしまいます。
後で税理士は変えられますができることなら初めから良い税理士に出会えることが理想ですよね。
ということで税務に詳しくない方、又は常にお得で新しい知識を求める方には税理士法人がお勧めです!
本日もブログお読みいただきましてありがとうございました☆彡
P.S九州地方のニュースで太陽光発電所水没している映像を散見しました。もし誰にも相談できず困っている方がいましたらお話くらいはお聞きできますのでお問合せよりご連絡ください( `ー´)ノお気持ちだけでも寄り添います。
*1:+_+