こんにちはやまです。
ツイートでも発信しましたが返ってきたんです。過払い金!が・・・
ってあれですよ、クレジットカードのお借入れの~ってやつではないですよ( ;∀;)
私はクレジットカードなどのキャッシングというものは生まれて一度も手を出しておりません。あれでどんどん沼にハマっていく方も多いと聞きますからね。
怖い限りです。しかし今回は過払い金は過払い金でも太陽光業者に払いすぎたお金の返金の話です。
太陽光オーナーの皆様も一度や二度?そんな詐欺的な件に巻き込まれたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それでは本日も最後までお楽しみください( `ー´)ノ
※ちなみに本件は誠実に対応して頂いた為、業者の名前等詳細はお伝え出来ません
どんな案件だったか
そう、あれは今から5年前私の長男がまだ2歳ころで、家庭内もわちゃわちゃしており私も父親として失格な時期でした涙・・・って話はおいといて。そう、その頃は太陽光発電の販売はバブルを迎えていた頃でしょうか、非常に懐かしいです。
私もちょうど1基目を購入したばかりでまだ信販枠に思いっきり余裕があったころの話です。しかしその頃は今みたいにブログなどで情報を仕入れられることはできませんでした。自分でネット界隈を調べて調査してすべて自分で取り組んでいました。他の人に聞いてもがセ情報をつかませられるのではないか、足の引っ張り合いになってしまうのではないか。葛藤ばかりでしたし必死でした。
さて発電所のスペックです。
スペック
65kwhに対して41kwhのパワコンです。当時からしても過積載で80kwh(49.5kwh)程度が主流になり始めていた頃ですから、やや物足りないスペックとなっております。しかし利回りは10.44%と今と比べると高いですね。
・防草シート付
・フェンス付き
・監視カメラ/モニター付き
など結構手が入っているスペックです。多少、西側が山になっていて当時付近では15時に日の入りを迎えるという悲しい運命な発電所ではありますが、年間通しては180万円以上をたたき出す中型機といえると思います。
まぁあとはそこは棚田に設置してあり石垣が崩れそうな雰囲気も漂っており今思えば『買わなかったかな~』という場所です。
しかしです、当時は悩んでいる暇なんてなかったのです。次から次へと掲載されれば飛ぶように売れていくような時代だったのです。
私もいち早く事業拡大を目指して信販通るならアプラスでもジャックスでもオリコ(当時はありました)でもかんけいなーいってな感じでした。そう記憶しております。
今考えればそもそもそれが落とし穴への入り口だったんですけどね。
そしてですね、当時の担当者がちょーいい加減でした。口頭で言った言わないだのとオンパレード。私が安心できないので記録に残るようにメールで返事をくれといっても電話をかけてきて自分の言いたいことだけ言ってプツッって切れてしまうこともしばしば。もう最悪な担当者さんでした。
その内容がこちら
※担当者Aとします。
やま『販売価格には1780万円で土地代込みとありますが?』
A『掲載ミスだと思われます。申し訳ございません』
やま『では私が60万円多く支払ってしまったことになりますよね?』
A『ならないですよ、ちゃんと口頭でやまさんにお伝えした上で土地代が60万円で設備代が1780万円とお伝えしているので契約になってますので』
やま『そしたらアプラス契約書にはなぜ1780万から頭金の60万円を引いた1720万円と記載されていなかったのですか?』『あくまでもネットでは総額(土地代込み)が1780万円とありますよね?』
A『頭金ではなく、土地代が60万円なんですよ』←意味不明・・・話になりません。
A『なんかあった時は後で返金できますので多分大丈夫です』←???もう意味わかりません
ちなみに話を整理しますと・・・
・総額は土地代などすべて込々で1780万円と記載あり
・頭金は必要とのことで土地代相当の60万円を先に支払い済み
・アプラスの契約書にはローン総額1780万円と記載あり
・担当者は最悪返金できると説明(今は返金できないと何度も突っぱねる)
・ある意味頭金入れた後で太陽光欲しいが為にアプラス審査出してしまう失態
ひょんなことから話が進展する
そんな発電所も購入して早4年経ちました。当時担当していた担当者Aは心労が祟って退職しているそうです。結構酷な世界なんだろうな。とそんなことはどうでもよいのです。私ももう返金なんてなくて勉強代として割り切ることにしていましたしそう思って自分を納得させていました。←正直もう戻ってくることのないお金だと思っていました。
ちょっとした件で業者に連絡した際にやたら礼儀正しい担当者に出くわしました。ダメもとで伝えた事案がすんなり通り『こちらの社員が把握できておらず申し訳ございません、対応させていただきます』とのことで今までの事もあったので拍子抜けしてしまいました。
そこでついでにやまもダメもとで担当者に聞いてみるか~的なノリで『別件でまだ返金していただいていないお金が60万円ほどあるのですが・・・』と伝えました。
その日の夜にはメールが入り『上席と協議した結果、60万円のご返金をさせていただくこととなりました』と連絡が入ったのです。
一様話がスムースに進むように当時の・アプラス契約書、・頭金領収書、・ライントークの担当者とのやり取り、・弁護士に依頼した場合の流れなど全てスキャンしたデータを業者に送りました。業者も上席に話を通すときに全ての資料があった方が話をもっていきやすいかと思ったからです。
たまたま業者がこれから良い業者になっていこうとしていた時期なのか私もだめな担当者Aに交渉せず初めから業者に相談しておけばよかったと後悔しました。言ってもわからない輩にいうより直接上席に相談すべきでした。
これはいかなる契約ごとでも通用することなのではないでしょうか。
しっかりと交渉するからには証拠を提示する。これ交渉時には必須です。面倒ですけどそこまでしないといわれた担当者も対応できませんね。
この業者もそれなりに強い力をもって販売数もかなりあると思います。しかしそこを見抜けなかったやまも悪いのです。そして悪かったなりに結果返金してくれる対応をしてくれた業者ははっきり言って見直しました。施工自体も問題なく当時敷いてもらった防草シートも全く劣化しておりません。
まとめ
交渉事には相手の事を思って取り組むことが大切です。公庫や銀行に交渉するときも多くの資料を用意しますよね?知らない相手が親身になってくれて上司に決済をとるときに少しでも支店担当者のためを思って様々資料を用意しますよね?そのスタンスでいきましょう。
まとめます。
・証拠となる資料は全て揃える
・トラブルが起きたときのメールや資料は取っておく
です。結構資料捨てちゃったりとか管理が苦手な方は交渉するときになっててこずることがありますので1つのファイルにまとめておくことをお勧めいたします。
本日は太陽光発電所の業者とのトラブル及び交渉術をお伝えいたしました。最後までお読みいただきましてありがとうございました☆彡