- はじめに
- 便秘が二日続いた後の悲劇
- ここでまずは痔の種類の紹介~
- 自分が経験した痔はこんなもの
- 焦る血が滴ったある日のこと
- 運動と食事以外に予防法や対処法はあるのか?
- ①排泄方法で辛さは変えられる
- ②入浴の効果
- 病院に行くほどの場合はどこに行けばよい?
- 病院での診察内容だが・・・恥ずかしいより早く治してほしいの一心で診察台へ
- 診察室に入ると・・・
- あとがき
- まとめ
はじめに
こんにちはmountainです。突然ですが皆様お通じは調子いかがですか?私は先日大変なことになりました。
切痔です
結果としては通院し改善しましたがそれまでの経過があまりにも辛かった為に様々な改善方法を理学療法士の視点から(あまり意味ない?)お伝えし、少しでも痔に悩む方々への支えになればと思います。
便秘が二日続いた後の悲劇
良くあることなんです。便が二日間くらいでないことが。いつもは毎日朝型快便なために気づかないこともあるのですが快便がどれだけ美しいことか。スッと出てくれることは本当に気持ちが良いものです。
ある朝便をしようとトイレに駆け込むもなんか出口あたりがきつい感じがしました。忙しい時間帯でしたのでその時は『また後で続きをしよう』とおもい、用は足さずに出勤しました。
夕方トイレに駆け込むといよいよ我慢の限界でした。力むものの出口から便が全く出る気配はありません。本当に出口はカチカチといった感じです。30分ほど力んでいましたがとうとう出てきません。段々と疲労が蓄積されて便をすることも諦めかけていました。
その時についに起こったのです。
切痔が・・・( ゚Д゚)ポタポタ・・・
ここでまずは痔の種類の紹介~
いぼ痔
肛門にイボが出来る。肛門の内か外にできるかによって『外痔核』と『内痔核』に分けられる
切痔
肛門の皮膚が切れる(言葉通り)
痔ろう
肛門に肛門とは異なる膿のトンネルが出来る
自分が経験した痔はこんなもの
そうです。突然起こった切痔です。
あの後、力んでいると少しだけ便が肛門の出口付近で動いたかと思うとポタポタッと何かが滴る感じがしました。
いつもの感覚とは異なる感覚に違和感を覚え便器をのぞき込むと鮮血がたれていました。ショックでした。
焦る血が滴ったある日のこと
意外なほどにポタポタと滴った後サーッと流れました。ちょっとショックすぎて一度ぼーっとしてしまいました。なんとなく気持ち悪くもなってきましたがこの後肛門が裂けてしまって大出血になるのではないかと恐怖が襲ってきました。
まだ便を出し切っていなかったからです。
その後はご想像にお任せいたしますが出し切るまでに更に30分以上を要しました。血がまたほとばしるのではないかという恐怖と痛みとの格闘の末とりあえず便を2/3程出し切りました。
もちろんその間も血は出ていたと思いますが便を出さないわけにもいかずあまりその間の記憶もありません。
このときは日曜日で病院は閉まっていました。その為生まれて初めて薬局のありがたさを痛感し、薬局の薬剤師さんのありがたみも痛感しました。泣きつく思いで剤師さんに相談するととてもやさしい方で丁寧に痔の事を教えてくれました。
あの節はお世話になりました。
ありがとう薬剤師さん!
運動と食事以外に予防法や対処法はあるのか?
痔予防には便秘が根本に関係していることも多いと思われます。
運動と食事も非常に大切ではありますがその他にも気軽にできる対処法を私は実践しています。その内私が実践している2つ方法をご紹介致します。
ちなみに私が日頃行っている運動は早歩きで家の周りを25分歩く事です。これを週に3日くらい行います。この結果便秘予防だけでなく血中の脂肪値が200オーバーから147(基準値内へと)へと改善しました。
食事はもちろん初めに野菜を食べることこれに尽きます。(根も葉もありませんが)
①排泄方法で辛さは変えられる
みなさんどうでしょうか。いつも便を出すときにこんな姿勢で用を足していませんか?私も今までずっとこの姿勢で力み排便していました。
しかし便が最後に通る肛門の手前の腸の部分は曲がっているのです。
どちらに曲がっているのかと言いますと後ろから前に曲がっているのです。
どういうことかと申し上げますと直立に座っていると便が出ようとしている腸が前に曲がっているためにうまく排便できないのです。※下図参照
極端な話、対処法としては体を床に手が着くくらい曲げて力むのです。そうすると腸の向きが比較的まっすぐになり排便時の労作感が減少します。その結果排便が今までよりもスムースに済むようになります。
もちろんこれだけでも出ないときは出ませんが・・・これも一つお試しあれ。肛門への負担は確実に減少すると思います。
②入浴の効果
血流の改善を行うことで臀部周囲の血流は改善しやすくなります。医師からも薦められますがお風呂の際はシャワーだけではなくぜひ湯船に入って40°位の熱すぎずぬるすぎないお湯で10分程度は温まりましょう。体の冷えは便秘の原因にもなりますのでぜひ体は冷やさないようにしましょう。
病院に行くほどの場合はどこに行けばよい?
基本的には肛門科一択です。数は多くはありませんが地域に一つくらいは必ずあるはずですのでインターネット等で検索です。
病院での診察内容だが・・・恥ずかしいより早く治してほしいの一心で診察台へ
病院に着くとまずは診察を受ける前に受付で簡単な問診表の記入を薦められます。そこにいつから、どこが、どのように痛むのかなど詳細を書き記します。恥ずかしいことは何もありません。周りの皆様もみんな肛門が痛くて来ているわけですから。
自信をもって行きましょう苦
診察室に入ると・・・
まずは簡単に先生が症状を聞いてきます。どこが痛いの?いつから?など簡単な質問に答えます。
その次にいきなりベッドに連れていかれおしりを出すように指示を受けます。もうこの際恥ずかしさなどは投げ捨ててばっちりとおしりの穴を先生に見せましょう。もうここまでくればされるがまま。先生に指でお尻の穴をぐりぐりされます。
穴の外側と内側を診察です。少々痛みはありますが叫び声をあげるほどではありません。
先生もジェル状のものを指に塗って穴に入れてくるのでそこまで心配する必要もありません。病院に行こうか悩んでいた自分が恥ずかしいです。
あとは先生より今後の展望をお話しいただきます。以上終了です。
あとがき
通院後は薬(塗り薬と座薬)を頂き2週間程度経ったら再度診察を受けました。その頃にはほとんど痛みや切れている感覚も治っておりその次は通院することはありませんでした。
しかしまたいつかあの悲劇が降りかかってくるかと思うと便秘になった時にゾクゾクします苦(*´з`)
まとめ
- 運動はウォーキング20分×週に3日程度で便秘以外にも改善効果多数有り
- お風呂は湯船に10分以上は浸かる
- 一日に一度は必ず野菜を食べる(血糖値上昇予防に一番始めに食べる)
- 排便姿勢は前かがみで
- お尻を拭く時は擦らずに優しく押し当てるようにして水分や便を残さない
※上記3つはいつでも気にかけられるのでおすすめです(紫色部分)
本日は私の体験談になってしまいましたがこんな状態が続くようでは太陽光発電所の管理やリハビリテーションも集中してできませんね。もちろん副業も・・・
仕事もプライベートも充実させるためにはおしりの健康もよく考えてあげましょう。
おやすみなさい☆彡
P.Sちなみに、もう一つ少々お金はかかりますが便秘予防とインフルエンザなどの健康予防に一役買っているのが以下ご参照ください。
あとは緊急時の対応など詳細は『ボラギノール 痔』で検索していただけると参考になると思います。